北方領土返還要求運動の標語で入選し表彰される生徒=南伊豆町役場湯けむりホール

 ■杉原さん(南伊豆中3年)ら標語表彰 「次世代の子どもたちに広げよう」

 「北方領土の日」(2月7日)に合わせて、「北方領土返還要求県民大会」(同県民会議主催)が25日、南伊豆町役場湯けむりホールで開かれた。関係者や地元の中学生ら約100人が出席して大会宣言を採択し、専門家の講演や関連事業の報告などを通して、早期返還に向け意識を高めた。返還要求運動の標語入選者の表彰も行った。

 同会議副会長の福井祐輔・下田市長が「領土問題が風化することがないように民間運動を推進し、返還運動の理念がより多くの県民や次世代の子どもたちに広がることを期待したい」とあいさつした。

 講演会では元外務省欧亜局長・東郷和彦氏が登壇し、自身が携わった領土返還交渉の秘話を披露。現在の交渉の課題や今後の展開予想を述べるなどした。

 表彰式では、優秀賞の杉原瑞季さん(南伊豆中3年)と入選の斎藤花帆さん(同)が賞状を受けた。

 最後に「一日も早い北方領土返還が実現されるよう努力する」などとする大会宣言を採択し閉会した。

 【写説】北方領土返還要求運動の標語で入選し表彰される生徒=南伊豆町役場湯けむりホール