元耕作放棄地の畑で育った桑の葉を収穫する組合員たち=松崎町伏倉(2018年10月撮影)

 ■町内129アール 耕作放棄地の活用評価 

 松崎町内の耕作放棄地を活用し、桑の葉の栽培・商品開発を通じた町おこしに取り組む企業組合松崎桑葉ファーム(斎藤省一代表、組合員46人)が、2018年度県農地利用最適化推進活動表彰事業の耕作放棄地対策部門で最優秀賞に選ばれた。30日に静岡市で開かれる耕作放棄地再生・活用等シンポジウムの表彰式で事例発表を行う。

 同組合は町内の耕作放棄地を活用し、食用の桑の葉を植栽・栽培している。畑近くには工場も造って、収穫から粗茶加工までを一手に行い、主力商品の桑葉茶をはじめとする商品開発にも取り組んでいる。栽培面積は129アールとなっている。

 耕作放棄地の解消、町おこしに加え▽特産品作り▽働く場づくり▽健康づくり−を目指し、活動している。斎藤省一代表は「(表彰されることは)非常に名誉なこと。5年間活動してきた内容が、評価され認められたということは大きな喜び」と話した。

 県や県農業会議などが主催し、耕作放棄地対策や農地集積・集約化等の農地利用最適化を推進するため、模範として波及効果が期待できる取り組みを表彰している。

 【写説】元耕作放棄地の畑で育った桑の葉を収穫する組合員たち=松崎町伏倉(2018年10月撮影)