神社裏山に向けて放水する消防隊員や団員=南伊豆町二条の三島神社

 ■下田本部と南伊豆消防団が訓練 生コン車2台で水運搬

 下田消防本部と南伊豆町消防団は27日、同町加納地内の三島神社周辺で防火訓練を実施した。今回初めて伊豆下田生コンと連携し、生コン車による水の運搬を実施。可搬ポンプなどを組み合わせ総延長約800メートルを中継し放水した。

 伊豆下田生コンは前年6月、消防と災害時支援協定を結んだ。訓練では生コン車2台が上賀茂の一条川下流部から取水、南伊豆認定こども園内の中継槽までピストン輸送した。園から神社はポンプ車5台で送水した。山本雅彦団長は「貴重な体験ができた。災害規模により何台の出動要請をするかなど課題も感じた」と話した。

 訓練は文化財保護デー(26日)に合わせた取り組み。神社社殿から出火し裏山に燃え広がった想定で、境内には県指定天然記念物の大クスノキがある。

 【写説】神社裏山に向けて放水する消防隊員や団員=南伊豆町二条の三島神社