自分たちより年上の金魚を見つめる園児たち=南伊豆町の南伊豆認定こども園

 ■元保育士が平成10年代に

 南伊豆町立南伊豆認定こども園(谷陽子園長)には、園児より年上の大きな金魚がいる。2012年の開園時から飼育され、歴代の園児や職員に愛されてきた。いつどこからやってきたか分からなかったが、本紙の取材で元保育士の小針弘子さん(69)=下小野=が園の前身の差田保育所に持ち込んだことが分かった。

 金魚は2匹で全長20センチほど。1匹は白色でもう1匹は頭のみ赤い。15歳前後と見られ、職員室前の廊下に設置された水槽で元気に泳いでいる。

 小針さんは08年の退職前は、旧差田保育所(12年3月閉所)に勤務していた。「平成10年代のどこかで金魚を飼い始めた。赤と白の2匹で卵から育てた」と振り返る。「こども園ができて移したとは聞いたが、すっかり忘れてた。生きてるなんてね。園に行く時に見てこなきゃ」と今も元気な金魚に驚く。

 金魚は園に欠かせないキャラクターだ。谷園長によると、泣いた園児が餌やりをすることで泣きやんだという。谷園長は「子どもたち金魚は大好き」と朗らかに話した。

 【写説】自分たちより年上の金魚を見つめる園児たち=南伊豆町の南伊豆認定こども園