挙手により賛成の意思を示す議員たち=松崎町役場

 ■継続、雇用確保を優先 20年4月以降は改めて協議

 松崎町議会は31日、臨時議会を開き、道の駅・花の三聖苑の指定管理者を町振興公社とする案を全会一致で可決した。同案は町が12月定例会、1月17日の臨時議会で提出し、賛成3、反対4で2度、否決された。町は、これまで2019年4月1日から5年間としてきた指定管理期間を1年間とすることで、議会の理解を得た。

 町は議員から指摘された「指定期間を短縮した方が良い」「赤字が続く道の駅の明確な経営改善策を示すべきだ」との意見を踏まえ、31日の臨時議会では指定期間を1年間(2020年3月31日まで)とする案を提出した。

 指定期間を1年間とした理由について町は、指定管理者不在では道の駅の運営ができないことから「道の駅の機能継続」と、パートを含む従業員10人の「雇用の確保」を挙げた。また「20年4月以降の指定管理については19年度中に改めて協議していきたい」と述べた。

 道の駅内の食事施設「天城山房」のサービス向上を求める議員の意見に、長嶋精一町長は「従業員への教育を通じ、変わったと思ってもらえる運営をしていく」とした。

 賛成討論では「道の駅は町にとって運営していかなければいけない施設。運営が継続されることを願う」という意見が出た。

 閉会後、長嶋町長は「4月1日以降の道の駅の運営、雇用の継続ができて良かった」と話した。

 【写説】挙手により賛成の意思を示す議員たち=松崎町役場