町が来年度に撤去する予定の大型遊具=西伊豆町宇久須

 西伊豆町は、宇久須の西天城高原に設置した大型遊具「モーモー・キッズランド」を撤去する方針を19日までに固めた。長年、町民や観光客に親しまれてきたが、現在の安全基準に適合していないことや老朽化が理由という。

 町産業建設課によると、同遊具は2005年度に設置された。展望台や複数の滑り台がついている複合遊具で、敷地は約1200平方メートル。当時の安全基準には適合していたが、その後、基準の変更などにより改修が必要となった。

 これまで改修、撤去の検討がされてきた。改修、撤去とも費用は約400万円とほぼ同額。設置場所は霧が多発するため劣化が早く、維持管理費がかかることや、老朽化が進んでいるため撤去する方針を決めた。

 町産業建設課の担当者は「多くの人に親しまれてきただけに、寂しいという人も多いと思う。今後のことを考えると仕方ない」と話した。

 今後は春の大型連休、夏の行楽シーズンは修繕しながら運用し、その後撤去に向けた手続きなどを進めていくという。

 【写説】町が来年度に撤去する予定の大型遊具=西伊豆町宇久須