「県ハイスクールボランティアアワード」を受賞し表彰される(手前右から)佐藤部長と渡辺部員=静岡市駿河区

 ■夕食「あったかふぇ」など評価

 東伊豆町の稲取高被服食物部(佐藤真尋部長、部員14人)がこのほど、社会・地域貢献活動を発掘し表彰する「県ハイスクールボランティアアワード」(ふじのくにNPO活動センター主催)を受賞した。多世代に夕食を安価で提供した「夕食のとれるあったかふぇ」と、「防災食レシピ集」作成が認められた。

 あったかふぇは、稲取の交流拠点施設ダイロクキッチンで2016年度から年1回、地場食材などを活用し考案したメニューを提供、本年度はほぼ毎月1回、栄養バランスも考えた夕食を地域住民が集い食べられる場として提供した。回を重ねるごとに好評を博した。防災食は災害時でも心温まる食事ができるように開発した。

 アワードには15団体・個人から応募があり、貢献性、自主性、企画力などを基準に書類審査し9団体が受賞した。被服食物部は「幅広い年代の居場所づくりに取り組み、地域にとって非常に有益な活動」などと評価された。

 「ふじのくに地域・大学コンソーシアム」が静岡市駿河区で開いた第4回フォーラムで表彰され、佐藤部長と渡辺茉緒部員が出席し活動発表も行った。2人は「普段、賞をもらえる機会がないので新鮮な感じがした」「大勢の前での発表は緊張したけれど良い経験になった」と喜んだ。

 【写説】「県ハイスクールボランティアアワード」を受賞し表彰される(手前右から)佐藤部長と渡辺部員=静岡市駿河区