ソメイヨシノの枝(左側の中ほど)から伸びた河津桜の花が見頃=河津町峰の吉田さん方

 河津町峰の農業吉田重好さん(68)方でソメイヨシノの大木に接ぎ木した河津桜が見頃となっている。まだ堅いつぼみのソメイヨシノの枝の間で鮮やかなピンク色の花が異彩を放ち、周辺住民らの目を引いている。

 河津桜は、枝長と枝幅共に約3メートル。樹齢約55年、幹回り約3メートルあるソメイヨシノの枝の地上高約2・5メートル部分から横向きに伸びている。吉田さんの父の故・徳(のぼる)さんが2007年、10センチほどの穂木を接いだ。4年後から花を付け、6年ほどで現在の大きさに育った。

 吉田さんは「今年は昨年よりやや遅めの開花だった。10日ごろまで楽しめそう」と話している。

 河津桜の苗木は通常、2年生の大島桜を台木に穂木を接いで育てる。

 【写説】ソメイヨシノの枝(左側の中ほど)から伸びた河津桜の花が見頃=河津町峰の吉田さん方