観光客が絶えない人気ジオサイト「龍宮窟」=下田市田牛

 ■昼間1時間に1本 南伊豆東海バス

 国内最大級の観光キャンペーン「静岡デスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせ、南伊豆東海バスは4月1日~6月30日の期間中、下田市の人気ジオサイト「龍宮窟」(田牛)と「恵比須島」(須崎)への路線バスを増便する。いずれも午前10時台から午後4時台には1時間に1本運行する予定で、公共交通機関でのアクセスが大幅に向上する。龍宮窟には増便を前に2月1日、バス停留所「龍宮窟」を新設した。

 特に龍宮窟は近年、メディアへの露出増やネットによる拡散効果で人気が急上昇し、平日でも観光客の姿が絶えないにぎわいぶり。

 その一方で路線バスは、平日1・5本(往復)、休日1本しかなかった。しかも住民の生活を重視した早朝または夕方の便だった。

 このため、観光客のほとんどは車で来訪し、約20台分の無料駐車場は休日ともなると常に満車状態。大型連休などの行楽期には、市が少し離れた「青少年海の家」を開放して対応している。

 DCを前に、JR東日本「大人の休日倶楽部」の「伊豆半島ジオパーク編」のCMが2月15日からスタート。この中で龍宮窟と恵比須島は、女優の吉永小百合さんが訪問して紹介している。

 南伊豆東海バスの渡辺明彦副支配人は「DCが始まると、さらに観光客が増える。駐車場を気にすることなく、路線バスで人気のジオサイトを楽しんでほしい」と話している。利用状況により7月以降の延長を検討するという。

 【写説】観光客が絶えない人気ジオサイト「龍宮窟」=下田市田牛