松崎町議会は6日、3月定例会を開会した。長嶋精一町長は施政方針で「住民満足度が高い町となり、文化・伝統のある町を次世代に引き継げるよう行政運営を行っていく」と述べた。一般質問は5人が行った。

 重点施策は前年度に引き続き、「農林水産観光業の一体推進による経済の活性化」「災害に強い町づくり」「医療・福祉の充実」を掲げた。経済の活性化では桜葉産業の振興を挙げ、生産者、漬け元、学識経験者のアドバイスを受けて生産性の向上に有効な施策を行い、生産体制の強化・産業の発展に取り組むとした。道の駅・花の三聖苑整備については、直売所にこれまで自家消費に回っていた生産物を出荷してもらい、生産者の収入増加、耕作放棄地の解消、交流人口の増加を目指すとした。

 医療・福祉の充実では公約にも掲げた診療所誘致について、めどが立ち、実現の可能性が見えてきたと報告。「行政内部に診療所開設に向けた準備室を設け人的配置をし、議員の協力の下、関係機関等と交渉を進めていく」とした。

 一般質問では町長の政治姿勢、町政の取り組みについての質問を3人が行った。このうち深沢守氏は長嶋町長が就任以来、選任していない副町長について理由をただした。長嶋町長は「ふさわしい人を探しているが、なかなか決定に至っていない。解決策として組織横断的ポストである統括課長を新設したが、イコール副町長ではない。全く支障がなかったとは言えない」と答えた。