放流前にゲンジボタルの幼虫を選別する大川温泉観光協会役員=東伊豆町大川

 ■6月に観賞の夕べ 「成育良好 例年並み」

 東伊豆町の大川温泉観光協会(村上洋一会長)は6日、養殖したゲンジボタルの幼虫約千匹を「第17回ほたる観賞の夕べ」会場の竹ケ沢公園に放流した。

 放流前に大川の養殖場で同協会役員8人が体長2、3センチに育った幼虫の選別作業を行った。小石の間から幼虫を箸で取り出し容器に移した。

 養殖は約40年前から取り組んでいる。毎年イベント後に雌を捕獲、採卵し、ふ化させ水槽でカワニナを餌に育てる。同公園でも飼育している。稲葉正ホタル飼育部会長は「今年も成育は良好。例年並みの光の乱舞が楽しめそう」と話した。

 イベントは6月2~11日に開かれる。例年5月末ごろ光の舞が始まり、同公園の池でシーズン中、数千匹が飛び交うという。問い合わせは主催の町観光協会〈電0557(95)0700〉へ。

 幼虫選別と放流には昨年まで町立大川小児童を迎えていたが、熱川小との統合で閉校したため断念した。

 【写説】放流前にゲンジボタルの幼虫を選別する大川温泉観光協会役員=東伊豆町大川