こもを外され風に葉をそよがせるココスヤシの木=南伊豆町奥石廊

 南伊豆町の奥石廊で8日、県道下田石廊松崎線沿いのココスヤシ47本のこも外しが行われた。春の風物詩で、作業員が縄をほどくと黄緑色の新芽が風に揺れた。

 鈴木造園の4人が脚立を使い手際よく外した。冬を越した古い葉は先端がしおれたが、中心部には新しい芽が伸びていた。作業にあたった鈴木英美さんは「今年は暖かく西風も弱かった。それでも少しはしおれたが、中には若芽がしっかりある」と話した。奥石廊の県道は太平洋に面しているため、強風と塩害対策のため冬季の3カ月間はこもを巻き葉を保護している。

 【写説】こもを外され風に葉をそよがせるココスヤシの木=南伊豆町奥石廊