上映会に向け準備を進める安藤さん=南伊豆町の下賀茂熱帯植物園

 ■来月10日、上映へ奮闘

 南伊豆町役場湯けむりホールで4月10日、東日本大震災で被災した福島県の家族のドキュメンタリー映画が上映される。下賀茂熱帯植物園の安藤広和さん(50)らが企画、8年を経た被災地の現状や教訓を伝えようと奮闘している。

 安藤さんら有志グループは被災地に観光名所をつくろうと、福島県各地に河津桜600本を植えてきた。活動の中で変化した現地の姿を伝えようと上映会を企画した。

 上映作品は「Life」(笠井千晶監督)。福島第1原発から22キロの場所で、今も行方不明の家族を捜す上野敬幸さん(南相馬市)を追った。安藤さんは昨年12月、上野さん宅を訪ねた。「信念のある人。被災者にせず忘れていいと言われた。一方で津波被害を語られた」と話す。

 上映会は町社会福祉協議会、伊豆の田舎暮らし夢支援センター、南伊豆災害ボランティアコーディネートの会、町商工会と共催。観賞は無料。時間は午後6~8時で定員100人。

 申し込みは町社協〈電0558(62)3156〉へ。

 【写説】上映会に向け準備を進める安藤さん=南伊豆町の下賀茂熱帯植物園