トンボロを渡る参加者=西伊豆町仁科の瀬浜海岸

 ■春の行楽期幕開け

 干潮時に海底の砂州が出現する「トンボロ現象」で知られる西伊豆町仁科の瀬浜海岸で24日、「堂ケ島トンボロ開き2019」(実行委員会主催)が開かれた。約500人の町民や観光客らが参加し、“海の道”の渡り初めを楽しんだ。

 3~9月の潮位が50センチ以下の日に、同海岸から三四郎島まで、幅30メートル、長さ250メートルのトンボロが出現する。

 町商工会、町観光協会などでつくる実行委員会がトンボロを活用した町のPRを目指し、春の行楽シーズンの幕開けとして毎年開催している。

 実行委の「トンボロ開き宣言」が終わると、集まった人たちは次々にトンボロを渡り、三四郎島へ向かった。潮だまり教室や宝探しなどのイベントも催し、子どもを中心とした参加者を楽しませた。

 渡り初めに先立ち、ビーチクリーン作戦を展開した。実行委の国本正徳会長は「西伊豆町の春の観光シーズン到来を告げるイベントとして、定着してきた。トンボロの観光資源としての活用を今後も考えていきたい」と話した。

 【写説】トンボロを渡る参加者=西伊豆町仁科の瀬浜海岸