幅員を広げた上、緩やかに改修した津波避難路=下田市敷根

 ■着々進む市街地整備事業

 下田市は、西本郷から広域避難所の下田中に向かう津波避難路の一部を改修した。敷根側出口の階段が狭く急傾斜だったため、ジグザク階段とした上、拡幅整備した。他の市街地の津波避難路整備事業も着々と進んでいる。

 避難路は、西本郷三丁目から下田富士西側の峠を越え、市道敷根1号線に至る全長約130メートルの山道。市が西本郷区の要望を受け、2013年に獣道を整備して開設した。

 これまでの出口側の階段は、75段に及ぶ直線的な急階段で、幅も1メートルしかなく危険だった。新たな階段は、3カ所に踊り場がある緩やかな階段となり、幅も1・5倍に広がった。18年度に約540万円で改修した。

 出口の海抜は、約35メートル。そこから500メートルほど歩いて下田中に到着する。

 市は南海トラフ地震対策として、市街地の津波避難路整備を進めている。これまでに下田小裏の春日山遊歩道を経て、折戸と下田公園を結ぶ全長約1300メートルの避難路を整備した。

 現在、下田幼稚園裏山から広域避難場所の敷根公園(下田中隣接地)へ至るルートを整備中。下田公園裏から敷根の市道まで495メートルの避難路は、間もなく完成する。その先の市道を経て敷根公園まで485メートルの避難路は、本年度事業で整備する。

 【写説】幅員を広げた上、緩やかに改修した津波避難路=下田市敷根