高野さんから自分や他人を大切にすることを学ぶ1年生=東伊豆町の稲取高

 東伊豆町の稲取高(柴雅房校長)は、県教育委員会から2019、20の2カ年度「人権教育推進校」の研究指定を受けた。第1弾の研修として18日、校内で1年生75人を対象に人権教育講習会を開いた。

 講師は同校スクールカウンセラーで臨床心理士の高野桂実さんが務め「自分を大切にすること 他人を大切にすること~正しい人権感覚を身に付けるために~」をテーマに講習した。

 高橋さんは意見の食い違いをどう解決するか―と投げ掛け、生徒たちは課題に対し意見を伝え、聞き、まとめ合意するグループワークで実習した。高橋さんは「自分と異なる価値観も認め受け入れることが他人を大切にすること」と説いた。松本斗輝君は「同じクラスになってまだ日が浅いが、意見のやりとりがうまくできた」と話した。

 同校の指定研究テーマは「相手の立場や考えを尊重した行動を取ることができる生徒の育成」。特に1年生に自己を律し他者を大切にする教育を進め、思春期講座、地域の人々と語る会といった従来の行事を見直しながら取り組む。

 【写説】高野さんから自分や他人を大切にすることを学ぶ1年生=東伊豆町の稲取高