採れたばかりのサザエを選別する漁師たち=南伊豆町下流

 伊豆半島沿岸でアワビとサザエの漁が始まっている。南伊豆町下流は22、23日が漁の口開けで、潜水着姿の漁師が磯に繰り出した。これから夏にかけて最盛期を迎える。

 漁は潮が引く正午からの2時間で行った。漁師たちは貝を見つけると、ノミと呼ばれる専用の道具で岩からはがした。

 下流では23日にアワビ103キロ、サザエ113キロが水揚げされた。最大のアワビは一つで1・24キロあった。他の貝類も解禁でトコブシは3キロ揚がった。

 アワビとサザエを採った肥田功己さんは「昨年より少し少ない。サザエの大きいのは、増えた」、アワビ専門の谷聡将さんは「海藻のカジメが増え、探しにくくなっている。漁は少なく心配」と話した。

 伊豆で採れるアワビはクロアワビとアカアワビ(メガイアワビ・マダカアワビ)で、県内では例年20トン前後が揚がる。

 【写説】採れたばかりのサザエを選別する漁師たち=南伊豆町下流