特急「踊り子」号から降り立つ行楽客=伊豆急下田駅(27日午後1時半ごろ)

 ■幹線道路は混雑 客入り期待

 過去最長10連休の大型連休がスタートした27日、行楽客が続々と伊豆入りした。静岡デスティネーションキャンペーン(DC)のさ中で、観光関係者は例年以上の客入りを期待している。

 伊豆急下田駅は、電車が到着するたび、大きなバッグや旅行キャリーケースを手にした降車客がホームにあふれた。家族連れやカップルなど、多くは行楽客とみられ、笑顔の人々が目立った。

 午後1時29分着のスーパービュー「踊り子」は、ほぼ満席。名古屋市から親子3代で訪れた山田達也さん(21)は「鉄道ファンなので、一番の目的は『踊り子』。この後、遊覧船に乗り、下田の旅館に1泊します」と楽しそうだった。

 伊豆急行によると、連休中の特急「踊り子」到着便は、前半はほぼ満席、後半はまだ空席があるが、予約状況は好調という。

 南伊豆地区の幹線道路は、午後から混雑が始まった。下田市外ケ岡の道の駅・開国下田みなとは午後2時ごろ、約230台分の駐車場が8割程度埋まっていた。

 下田市観光協会の藤原徹佳事務局長は「DC効果でお客さんは増えており、連休の宿泊予約も切れ目なく好調。この調子で黒船祭やあじさい祭りへとつなげていきたい」と期待を寄せた。

 【写説】特急「踊り子」号から降り立つ行楽客=下田市の伊豆急下田駅(27日午後1時半ごろ)