即位を祝う人々の中には子どもたちの姿も=下田市の須崎御用邸

 ■市民ら続々祝意

 即位された天皇陛下を祝う皇居での一般参賀に合わせ、下田市の須崎御用邸で4日、記帳の受け付けが始まった。市民らが続々と訪れ、祝意を示すとともに、新時代への希望を託した。記帳は5日も午前9時から午後4時まで受け付ける。

 御用邸に海産物を納める地元の漁師倉本安清さん(83)は、御用邸での歓送迎を昭和天皇の時代から続けている。この日も開門前から並び「皇太子時代同様、この夏もご一家でお越しいただきたい。戦争や災害のない穏やかな時代であってほしい」と希望を寄せた。

 神奈川県大和市の小学2年生・中丸昊大君は、近くの別荘から祖母らと訪れ、記帳した。「天皇陛下は世界で一人だけなので、すごいと思った。名前をちゃんと漢字で書いたよ」とはにかんだ。

 下田市の福井祐輔市長も早々に記帳し「下田は御用邸とともにある。希望に満ちた夢いっぱいの時代になってほしい。(記帳し)とても新鮮な気持ちだ」と、すがすがしい表情をのぞかせた。

 御用邸管理事務所によると、初日は551人が記帳した。

 天皇陛下は1979年、19歳の時に初めて須崎御用邸に訪れて以来、17回滞在されている。2012年からは7年連続、夏季にご一家で利用されている。

 【写説】即位を祝う人々の中には子どもたちの姿も=下田市の須崎御用邸