協定書を交わし握手する太田町長(左)と嶋田組合長=東伊豆町奈良本の熱川プリンスホテル

 ■要援護者受け入れ

 東伊豆町は8日、熱川温泉旅館組合(嶋田慎一朗組合長、加盟17施設)と災害時の宿泊施設などの提供に関する協定を締結した。加盟施設を被災した要援護者らの避難場所にして宿泊と入浴、食事を提供する。

 受け入れるのは、体育館など通常の避難場所では十分な対応ができない恐れのある高齢者、障害者、乳幼児、妊産婦の他、帰宅困難となった観光客ら。全施設の合計収容人数は約2千人。

 町はかねて、同旅組から協力了承を得ていたが、受け入れ内容や条件などを明確化することで災害時の迅速な対応環境を整えることにした。

 奈良本の熱川プリンスホテルで協定締結式を開いた。調印した太田長八町長は「協力は町民らの安心・安全のために大変心強い」、嶋田組合長は「いつ想定外のことが起こるか分からない。しっかりと受け入れたい」と話した。

 町は稲取温泉旅館協同組合とも同様の協定締結へ向け協議している。

 【写説】協定書を交わし握手する太田町長(左)と嶋田組合長=東伊豆町奈良本の熱川プリンスホテル