改修が完了した「EAST DOCK」で施設説明を聞く出席者=東伊豆町稲取

 ■大学など合宿誘致も 芝浦工業大生・東海汽船事務所を整備 

 東伊豆町が支援する空き家改修プロジェクトで芝浦工業大の学生有志が取り組んでいた稲取の町有施設・東海汽船事務所が、シェアオフィス&ものづくり施設「EAST DOCK(イースト・ドック)」に生まれ変わり12日、オープニングイベントが行われた。町と首都圏の交流などを図るNPO法人ローカルデザインネットワークが管理運営し、町内外者の活動拠点化を目指す。

 施設は、鉄筋コンクリート造り2階建て、延べ床面積285平方メートル。1階に伊豆大島航路乗船券売り場があるが、1~4月の運航期間以外は使われていなかった。2016年度から3カ年度かけて学生有志が内外装、床面工事などを施し▽パソコンを持ち込み仕事ができるオフィス▽デジタル加工機器を備えたものづくり▽海を見ながら飲食できるカフェ―の各スペースなどを整えた。

 オープニングイベントには関係者ら約50人が出席した。太田長八町長が「地域活性化の拠点として期待している」とあいさつ、施設概要が紹介され、太田町長と森田浩史・空き家等利活用推進協議会長、桜井綾子・空き家改修プロジェクト代表ら6人が「施設に期待すること」をテーマに座談会を行った。

 町の委託を受けた同NPOは稲取の交流拠点施設ダイロクキッチンも管理運営する。副理事長で元町地域おこし協力隊の荒武優希さんは「首都圏の人たちに地域を紹介しイースト・ドックを活用してもらう。大学や企業の合宿誘致なども進めたい」と抱負を口にした。時間は午前10時~午後7時。利用方法・料金など詳しくは荒武さん〈携帯090(9016)6530〉へ。

 【写説】改修が完了した「EAST DOCK」で施設説明を聞く出席者=東伊豆町稲取