故さくらももこさんが飼育していたビルマホシガメの「カメミ」=河津町浜のイズー

 ■譲り受け「大変光栄」 絶滅危惧種、繁殖へ

 河津町浜の爬虫(はちゅう)類動物園「iZoo(イズー)」は、「ちびまる子ちゃん」の原作者で昨年8月に亡くなった漫画家さくらももこさん=享年53=が飼育していたビルマホシガメを譲り受け、展示を始めた。リクガメ科の絶滅危惧種で繁殖を目指す。

 白輪剛史園長によると、カメミは甲長25センチ、体重4キロの雌で10歳前後とみられる。最適な環境での飼育を希望するさくらさんの長男と事務所関係者から同園に依頼があり、環境大臣の許可を得て引き受けた。白輪園長は「さくら先生の愛亀を飼育できることは大変光栄」と喜んだ。同園で飼育するリクガメは15種になった。

 同園にはたまたま、埼玉県の男性からもビルマホシガメの雄の引き取り依頼があり24日に受け入れる予定。白輪園長は「種の保存に全力を注ぐ」と話した。

 ビルマホシガメは、成長すると甲長35センチほどになる。2013年から商取引が原則全面禁止されているが、さくらさんは12年から飼育していたという。

 【写説】故さくらももこさんが飼育していたビルマホシガメの「カメミ」=河津町浜のイズー