■友人の勧め/本、ドラマの舞台巡りが3割

 下田市観光協会は3月3~24日、下田市を来訪した外国人旅行者を対象に実施した動機調査結果をまとめた。調査結果から、6割強の外国人観光客が日本国内での体験目的でインターネット検索し「下田」を認識せず訪れたこと、3割が友人の勧めや本、ドラマの舞台巡りで「下田」を訪れたことが分かった。結果を受け、より効果的な広報、企画を実施し、外国人観光客の増加を図る。

 調査結果によると6割強が「日本ですべきこと」とインターネット検索後、さまざまな旅情報サイトを閲覧。目的を決めた上で、レビュー(感想、論評)を参考に旅行計画を立てていた。一方、「下田」目的の観光客は「友人から聞いた」「川端康成『伊豆の踊子』の舞台に来たかった」などと答えた。他にも、7割が宿泊客で下田には平均3日滞在し、初めて訪れた人が8割だったことなどが分かった。

 今後、同協会は伊豆での体験をインターネットサイトランキングの上位に入れる▽「下田」に来てもらうため「伊豆の踊子」を中心としたプランを考える−の2点に重点を置き、対策を練る。同協会所属の地域おこし協力隊員・向原一平さんは「宿泊・観光施設の季節を問わない収益安定のため、外国人観光客を積極的に誘致したい」と話した。

 伊豆急下田駅構内で43組116人に英語で聞き取り調査した。国籍など基本情報に加え、目的、情報入手経路などを聞いた。