小林校長から善行賞を受け取る菊地君(中央)と山本君(右)=松崎高

 ■率先して消火活動、判断や行動を称賛

 松崎高は27日夕、4月に松崎町建久寺で発生した建物火災で消火活動を手伝った2年生の菊地直央君と山本玲音君に善行賞を贈った。地域のため率先して行動した2人の勇気をたたえた。

 2人は火災発生時、部活動を終えて下校途中だった。地域で起きた火災に不安を覚え、現場近くに向かった。火は消えかけだったが、「万が一に備え、何かできないか」と考え、消火栓に消火ホースをつなぎ、いつでも使用できるように準備した。

 2人の様子を目にした隣区の吉田区長・山本文則さんは準備した消火ホースは使用されなかったが、行動に感銘を受けたという。山本さんは同校に電話し「2人の判断力と行動力はとても素晴らしい。学校として褒めてほしい」と伝えた。

 連絡を受けた同校が情報を基に2人を特定し、表彰した。小林浩明校長は「他の生徒の模範となる行動だった」と評価。2人は地域や学校の防災訓練で学んだ内容を生かすことができたと説明し、菊地君は「今後も地域のため、率先して動けるようにしていく」、山本君は「行動が正しかったと言ってもらえ、自分の自信にもつながった」と話した。

 【写説】小林校長から善行賞を受け取る菊地君(中央)と山本君(右)=松崎高