ぎこちない手つきで人形を操る児童たち=河津南小

 河津町立南小で30日、「人形浄瑠璃」の出前講座(県文化財団主催)が開かれた。同小と西小の5・6年生98人は鑑賞や解説、体験を通し、日本の伝統芸能に親しんだ。

 文楽協会(大阪市)の技芸員6人が訪れ「太夫」「三味線」「人形遣い」の役割を実演しながら解説した。「人形遣い」の吉田一輔さんは「3人で一つの人形を使う」と話し、眉や目の動きを見せて笑いを誘った。児童9人が「人形遣い」を体験し、ぎこちない手つきで回ったり、ポーズを決めたりした。町娘が罪を覚悟で半鐘を鳴らす演目「伊達娘恋の緋鹿子」も鑑賞した。

 南小6年の飯田美紅さんは「3人で人形を使うことに驚いた」西小6年の堀江結月さんは「昔テレビで見ていたので間近で見られてうれしい」とそれぞれ語った。

 本物の芸術文化に触れる「グランシップ子どもアート体験」事業の一環。人形浄瑠璃は県内2カ所の小学校で行った。

 【写説】ぎこちない手つきで人形を操る児童たち=河津南小