櫓こぎに挑戦する児童=西伊豆町

 西伊豆町立田子小の3、4年生13人は4日、田子港で櫓(ろ)こぎ体験に挑んだ。同地区の伝統を実際に体験し、美しい自然に親しんだ。

 伊豆漁協田子支所が実施している海をテーマにした書道・絵画の「海の子作品展」に向けた取り組み。地域の伝統を学び、海から田子を見ることで新しい視点で地域を捉えることを目指した。

 講師は櫓こぎの会の福井建人さんと、元会長の山本義通さんが務めた。田子では沖合に停泊した大型船への乗り降りに「伝馬船」を使用していたと地区の櫓こぎ文化について説明した。山本さんは「左足を前に出して櫓をこぐ」とやり方を説明した。

 児童は2隻の「伝馬船」に分乗し一人ずつ約5メートルの木製の櫓を操り、船を動かした。3年の山本笈佑君は「力が必要で大変だった。ずっと同じ場所を回ってしまったけど、楽しかった」と話した。

 【写説】櫓こぎに挑戦する児童=西伊豆町