三味線と歌に合わせて優雅な舞を披露する芸妓衆=下田市の旧沢村邸

 ■優雅さ観客魅了

 下田市三丁目で開かれている「第49回あじさい祭」の期間中イベントの一つとして下田芸妓(げいぎ)置屋・桝家の「芸妓の舞」が旧沢村邸で開かれている。あでやかな衣装で優雅な舞を披露し、観客を魅了している。

 初回は舞を披露する立ち方を天華さんとそらさんが、三味線と歌を担当する地方を音雪さんが務めた。舞は「下田節」「元禄花見おどり」「やっこさん」の3曲を披露した。

 音雪さんの歌と三味線に合わせ、体全体を緩やかに動かしながら踊った。「下田節」は緩急を付けて「元禄花見踊り」はアジサイを両手に持って華やかに、「やっこさん」は声を掛けながら勢いよく舞った。音雪さんは唐人お吉ゆかりの「柳の雨」も披露し、哀愁漂う歌とともに、三味線の音色を響かせた。

 来館者たちは芸妓の舞をうっとりと眺め、写真に収めた。来館者は「声もすてきだった」と話し、芸妓と一緒に記念写真を撮る人も多かった。

 期間中の日曜日、9、16、23日の午前10時半と11時半から。入場は先着順。

 【写説】三味線と歌に合わせて優雅な舞を披露する芸妓衆=下田市の旧沢村邸