箕作候補地。正面の建物は上原美術館

 ■広場、拠点建設に活用

 伊豆縦貫自動車道建設発生土の受け入れに伴う地域振興を検討している下田市は7日、箕作と須原の受け入れ候補地2カ所と、活用方法の基本的な考え方を市議会全員協議会で説明した。候補地はいずれも私有地。今後、市が購入し、2021年度ごろの発生土受け入れを目標に整備を進めていく方針。

 箕作候補地は、上原美術館近くの稲梓川と国道414号にはさまれた約2ヘクタール。基本的な考え方を「地域住民の誰もが気軽に楽しむことができ、地域の絆と交流を深める憩いの場」とし、少年野球やミニサッカーなどが楽しめる多目的広場・グラウンド、園児や低学年向けの遊具、倉庫、50台程度の駐車場などを描く。

 須原候補地は、河津町逆川地区に隣接する国道414号沿いの約1・4ヘクタール。「地域住民だけではなく、周辺市町の人々や観光客も呼び込み、地域ににぎわいと元気を生み出す拠点」を基本とし、アスレチックのような遊び場を含む子どもランド、休憩所・地場産品販売所・自然体験などの活性化施設、100台程度の駐車場を描く。

 建設発生土の活用をめぐっては、稲梓地区区長会から再三にわたり要望書が提出され、地域の代表者を交えた検討会を設置し、今回の基本的な考え方をまとめた。

 地主には購入の意向を伝え、既に測量や地質調査を実施済み。今後、地元説明会や意見募集などを行い、計画を具体化していくという。

 【写説】箕作候補地。正面の建物は上原美術館

 【写説】北の沢橋先から河津町側に広がる須原候補地