遊園地気分でカートを利用する若い女性グループ客=「あじさい祭」開催中の下田公園

 ■坂道200メートルカートでゴー 土・日曜はフル稼働

 下田公園で開催中の「第49回あじさい祭」(6月1~30日)で、市ゴルフ連盟(渡辺勝会長)が中心となって始めたカートの無料運行サービスが人気を集めている。足腰の弱いお年寄りは「本当にありがたい」、若い女性は「ちょっとした遊園地気分」と評判は上々だ。

 下田公園は、戦国時代の山城跡で起伏に富んだ地形。アジサイ園は山の中腹斜面に広がり、足腰の弱い人がそこまでたどり着くのに一苦労。アジサイを観賞する以前に音を上げる姿がしばしば見られる。

 そこで、負担を少しでも減らしてもらおうと、公園下の駐車場から途中の開国広場までの坂道約200メートル間を2台のカート(運転手を含め5人乗り)で送迎することにした。

 期間中の毎日午前9時から午後4時まで運行。カートは連盟役員やゴルフ愛好者有志が交代で運転している。そのボランティアは約60人に及ぶ。

 ゴルフ連盟によると、多い日には1台が1日60往復し、1台に平均3、4人が乗車。土・日曜日はほとんど休む間もなく運行しているという。

 愛知県豊橋市の西村峰子さん(69)は、60代後半~80代のグループ10人で来訪した。カートを利用した感想を「あそこ(開国広場)まで乗せてもらったので、ここ(アジサイ園)までみんなで歩いて来ることができた。本当にありがたい。対応も丁寧で、とても良かった」と笑顔をのぞかせた。

 【写説】遊園地気分でカートを利用する若い女性グループ客=「あじさい祭」開催中の下田公園