海上レジャーを楽しむ人に啓発品を渡し注意を呼び掛ける参加者=サンビーチ沖

 伊豆小型船安全協会(鵜沢精一会長)熱海支部は30日、熱海市の熱海湾周辺で下田海上保安部、熱海署と合同安全パトロールに取り組んだ。

 海上事故の未然防止と安全意識の高揚を目指し、毎年取り組んでいる。3団体から24人が参加した。中部運輸局静岡支局下田海事事務所の職員1人が視察に訪れた。

 同支部のパトロール艇「マックス2」「しぐなす」、同署のパトロール艇「はやぶさ2」など全6隻に分乗し、スパマリーナを出発した。サンビーチ沖では来遊客に「危険なので沖にはいかないように」と呼び掛けた。船上で釣りを楽しむ人に啓発品を配布し、救命胴衣の着用、出発前点検の徹底などを訴えた。

 パトロール後は合同訓練も行った。2隻の船が衝突したと想定し、けが人と海に転落した人の救助に取り組んだ。

 鵜沢会長は「海を楽しむにはルールが必要。点検や連絡先の確保などをしっかりし、安全にレジャーを楽しんでほしい」と話した。

 毎年同活動に参加している伊東マリンパトロールステーションは同日に発生した初島沖の漁船座礁事故対応のため、不参加となった。

 【写説】海上レジャーを楽しむ人に啓発品を渡し注意を呼び掛ける参加者=サンビーチ沖