■し尿処理施設の設計など

 熱海市は17日、24日に開会する市議会11月定例会に上程する14議案を公表した。5700万円を追加し総額を188億9500万円とする本年度一般会計補正予算案には、老朽化した泉のし尿処理施設「大黒崎し尿管理センター」にかわる処理施設の基本設計、第二小校舎を一部活用した認定こども園整備、同小放課後児童クラブ建設をそれぞれ債務負担行為で予算化した。

 市役所で開いた説明会で公表した。し尿処理事業は規制緩和で可能となった下水処理場での代替処理を目指す。計画では姫の沢にあるごみ焼却施設「エコ・プラント姫の沢」に、し尿を一時貯留する中継施設を整備。ごみを取り除きいた上でタンクローリーで和田浜南町にある公共下水道の市浄水管理センターに運び、下水とともに処理する。基本設計では中継施設を自前で用意することを条件に、広域行政で連携する湯河原、真鶴両町のし尿を受け入れることも想定して作成するとしている。

 認定こども園は、保護者の送迎用駐車場を整備する。同園整備に伴い、現在空き教室を利用している第二小放課後児童クラブの専用施設を学校敷地内に来年度建設する。

 補正予算案にはこのほか、観光戦略費として熱海芸妓(げいぎ)見番歌舞練場の修繕費600万円、来年6~7月に予定している映画イベントの経費500万円を盛り込んだ。報告案件では市道上の落石事故、温泉管漏湯事故など、市施設の瑕疵(かし)による損害賠償5件について説明した。