都市計画マスタープランの素案を審議した都市計画審議会=市いきいきプラザ

 ■会長に大方さん東大教授選任

 熱海市都市計画審議会は13日、第20回会合を市いきいきプラザで開き、市が策定作業を進める向こう20年間のまちづくりの指針「都市計画マスタープラン」の素案について話し合った。

 委員13人と市の担当課職員、斉藤栄市長が出席。2016年1月以来約2年ぶりの開催。冒頭には任期切れに伴う正副会長の選任を行い、会長に東京大教授(高齢社会総合研究機構長)の大方潤一郎さん、副会長に東京電機大准教授の渡辺朗子さんを選んだ。

 会合では▽持続可能なまちづくり▽観光等の産業活性化▽豊かな自然や美しい景観の保全・活用▽市民協働によるまちづくり―を基本理念に、全体構想と、市内を6地域に分けた地域別構想から成る素案について意見交換した。委員からは熱海駅周辺の歩行者空間の確保と渋滞解消、県道熱海函南線と国道135号下り線の接続、熱海港周辺地域のにぎわい創出、高齢者に配慮した交通環境の整備などの明文化を求める意見が上がった。人口減少が著しい網代地区の諸施策に対し「担い手が不明確」との厳しい指摘もあった。

 同市は審議会の意見、要望を検討し、今後素案を修正。年明けにパブリックコメント(意見公募)を実施し、3月までに最終案を市議会と同審議会に示したいとしている。

 【写説】都市計画マスタープランの素案を審議した都市計画審議会=熱海市いきいきプラザ