「月礼拝ヨガ」を体験する参加者=熱海港芝生広場

 ■ライブ、マルシェも

 満月が地球の影に入る皆既月食を楽しむイベントが31日夜、熱海市の熱海港芝生広場などで開かれた。市内外から約30人が集まって欠け始めた月の下でヨガや音楽ライブを楽しみ、皆既になり赤銅色の月が夜空に浮かぶと神秘的な天体ショーに見入った。

 ヨガはインストラクター斎藤大輔さんの指導の下、参加者が「月礼拝」のポーズをとり心身をリラックスさせた。青柳早苗さん(54)=東京都=と娘の和さん(25)=伊東市=は「外で月を見ながらのヨガは心地よかった」「熱海の夜景もきれいで思い出に残る」と口々に話した。

 ライブは青木善之さんと大塚タエコさんが出演。ギター片手に月にちなんだ曲を演奏し、盛り上げた。

 午後9時50分ごろから皆既が始まると、芝生の上に寝転んで月を眺める姿も見られた。食の最大の時間をヨガ仲間と共有した豊田ちほさん=西熱海町=は「月のパワーを感じたし、自分が宇宙の一部だとも感じた」と語った。

 皆既月食で月が赤く染まる「ブラッドムーン」に一月に2回目の満月の「ブルームーン」と、地球との距離が近い「スーパームーン」が重なる“スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン”が観測できる貴重な機会を捉え、海に関わる事業者や有志らでつくる「熱海観光活性化実行委員会」(光村智弘委員長)がイベントを主催した。同広場のほか、マリンスパあたみでヨガや音楽ライブ、ミニ・マルシェ、飲食ブースを繰り広げた。

 【写説】「月礼拝ヨガ」を体験する参加者=熱海港芝生広場