各地の風景を描いた水彩画が並ぶ榎木さんの作品展「大人の旅」=起雲閣

 ■色彩豊かな風景画25点

 熱海市の起雲閣・企画展示室で1日、俳優で水彩画家としても活躍する榎木孝明さんの作品展「大人の旅」が始まった。各地の風景を色彩豊かに描いた25点が並び、来館者の目を引き付けている。

 京都や奈良、高野山の寺社、都会の水辺の景色、雪化粧の富士山などを描いた作品がずらり。伊豆市・湯ケ島温泉の木造建築を捉えた「歴史の香り」、漁船が並ぶ沼津港の光景を淡い色彩で表現した「白い一日」といった県内の風景を題材にした作品も出展された。

 起雲閣での作品展は、2016年1月にテレビ番組の撮影で榎木さんが起雲閣を訪れたのがきっかけ。その後同館スタッフが榎木さんが開く都内のアートギャラリーを訪ね、関係者に展示会を依頼したという。

 開催に当たり榎木さんは「リゾート地・熱海のイメージは時代とともに変わりつつありますが、その名は不滅です。大人のくつろげる街、大人の落ちついた旅をもっと売りにしたいものです。ここ起雲閣はその代表的な一つだと思います」とメッセージを寄せた。

 同館の中島美江館長は「展示したのは全て原画で、その地でスケッチし仕上げた作品。榎木さんが捉えた各地の風景を身近に感じてほしい」と話した。

 同展は3月末まで。会期中一部の作品を入れ替える。入館料(大人510円、中学・高校生300円)のみで鑑賞できる。問い合わせは起雲閣〈電0557(86)3101〉へ。

 【写説】各地の風景を描いた水彩画が並ぶ榎木さんの作品展「大人の旅」=起雲閣