3市町のし尿の中継施設整備が検討されている姫の沢エコ・プラント=姫の沢

 ■湯河原、真鶴町に共同処理提案 事業費示し判断仰ぐ

 神奈川県湯河原、真鶴両町にし尿の共同処理を提案している熱海市は、姫の沢にある清掃工場「姫の沢エコ・プラント」内に設置するし尿中継施設の基本設計を進めている。当初は同市内のし尿のみを扱う計画だったが、湯河原町の要望を受けて設計の仕様を追加した。6月にもまとまる概算事業費などを2町に示し、事業推進の判断を仰ぐという。

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 老朽化した泉のし尿処理施設「大黒崎し尿管理センター」に替えて同市が検討している計画は、新設の中継施設でごみなどを取り除いて和田浜南町にある公共下水道の市浄水管理センターに搬入し処理する。共同処理にあたっては、バキュームカーによる同センターへの直接搬入を避けるために3市町で中継施設を別個用意し、タンクローリーに積み替えて同センターに搬入することを2町に求めていた。

 その後、湯河原町から同市が新設する中継施設で未処理し尿の共同処理の提案があり、タンクローリーでの搬入を条件に共同利用する中継施設整備を検討することにした。

 同市が計画する中継施設は、エコ・プラント建屋内の地下スペースに設置する。基本設計では3市町共同のプランも含めて施設規模、搬入・搬出の作業工程、車両の動線確保などの検討を進めている。工期は11月だが、6月中には事業の概算事業費がまとまり、2町に報告する。同市は2町の判断を待って、19年度以降に実施設計を行い、工事に着手する考えだ。

 【写説】3市町のし尿の中継施設整備が検討されている姫の沢エコ・プラント=姫の沢