多賀湾に停泊する大型クルーザー(手前は網代港のいけす)

 ■全長119メートルのクルーザー「中から小さい船、出てきた」 

 熱海市の多賀湾に2日まで、船首が変わった形の大型クルーザーが停泊し、住民の関心を集めた。

 1日午後に現れ、2日午前10時すぎに北へ向けて多賀湾を出た。

 船首は上が短く、下が長い通常とは逆の形状をしている。曲線を強調したデザインで、全体が白い外観でまとめられている。船尾付近に「A」の文字があり、船名とみられる。船尾付近から下ろした小型船が付近を航行した。

 3月下旬に兵庫県、4月12日ごろ三重県で停泊する様子が確認され、14日には沼津市の内浦湾に現れた。下田海上保安部には寄港の連絡がないという。

 全長は119メートルで、ロシアの大富豪が所有する船とみられる。熱海海上花火大会で熱海港に停泊する商船三井の「にっぽん丸」(全長166・6メートル)より一回り小さいサイズ。

 網代、多賀地区では住民から「中から小さい船が出てきた」「いったいクルーが何人いたら動くのか」など驚きの声が聞かれた。

 【写説】多賀湾に停泊する大型クルーザー(手前は網代港のいけす)