限定販売の「水ようかん」を手にする青木勲さん(左)と善之さん=銀座町

 ■昔ながらの道具と製法で手作り 水祭りで限定販売

 和菓子店がルーツの熱海市銀座町のイタリアン・レストラン「かぎや」は、26、27日にマリンスパあたみ前で開催の「熱海水祭り」に合わせ、かつての人気商品「水ようかん」を復活させ限定販売する。3代目の青木善之さん(45)は「昔ながらの道具と製法で手作りした品を味わってほしい」と話す。

 京都で修業した祖父・一善さんが昭和10年代に中央町で「かぎや菓子店」として創業し、熱海大火(1950年)の後、現在地に移った。「小金餅」「水ようかん」は人気で、有名旅館にも卸していたという。2000年に善之さんが店の業態を変えたが、父・勲さん(74)は現役で製造を手掛けている。

 かぎやのルーツを知った知人の提案で、イベントに合わせた“復活”を決めた。地物の寒天を原料に昔ながらの道具の銅鍋や木べらを使って手作りし、あたみ桜の葉を添えて“熱海ならではの水ようかん”として提供する。

 1個200円(税込み)で各日80個限定。問い合わせは同店〈電0557(81)3919〉へ。

 【写説】限定販売の「水ようかん」を手にする青木勲さん(左)と善之さん=銀座町