LEDライトに照らされた政広作品を鑑賞する来館者=市立沢田政広記念美術館

 ■懐中電灯手に巡る

 熱海市立沢田政広記念美術館は2日、夜間に特別開館して「ナイトミュージアム」を催した。市民や観光客100人余りが照明を消した館内を懐中電灯を手に巡り、幻想的な雰囲気の中で政広の立体作品を鑑賞した。

 ブロンズや木彫、レリーフは暗闇に浮かび上がって見えるように、地元親子の協力を得て、赤、青、黄色などの発光ダイオード(LED)ライトで照らした。来館者は懐中電灯で作品に光を当てながらじっくりと見て回った。

 3世代7人で訪れた飯田芳枝さん(39)=清水町=は「ライトを持つと細かいところまでじっくりと見たくなる。子どもたちも暗い中で見た方が作品に興味を持つように思える」と話し、光と影による演出を楽しんだ。

 熱海梅園の「ほたる観賞の夕べ」に合わせた企画で9日にも実施する。時間は午後7~9時。入館料は大人320円、学生210円で、市民や宿泊者は割引がある。問い合わせは同美術館〈電0557(81)9211〉へ。

 【写説】LEDライトに照らされた政広作品を鑑賞する来館者=熱海市立沢田政広記念美術館