熱海市が近く配布を開始するマンホールカード(右が表面で左が裏面)

 ■市、来月11日から無料配布

 熱海市はコレクターが存在する人気の「マンホールカード」を作製し、8月11日から希望者に無料配布する。伊豆地区では南伊豆町、沼津市に続いて3番目、県内では11番目のカードで、市の関係者は観光振興にも役立つものと期待している。

 マンホールカードは、下水道関係事業者らでつくる「下水道広報プラットホーム(GKP)」が2016年から発行している。デザイン性に優れたマンホールをGKPが認定し、同カードを発行している自治体を訪ねて収集したり、ネット系のオークションで売買したりするコレクターが増えているという。現在の発行数は全国301自治体の342種。

 同市は昨年度、市制施行80周年を記念し、貫一お宮、梅と芸妓(げいぎ)をデザインしたカラーマンホール(ふた)2種を作製し、JR来宮駅前や貫一お宮像の前に設置した。同カード発行は下水道事業への理解を深め、接続率向上と観光振興の一助にしようと、GKPに申請した。

 認定を受けたカードは表面に貫一お宮のマンホールデザイン、裏面にデザインの由来、貫一お宮像とお宮の松、花火大会の絵柄をレイアウトした。2千枚作り、平日は市下水道課窓口、週末は第1庁舎警備員室で来訪者1人につき1枚手渡し配布する。

 同課の担当者は「下水道事業への理解を深め、全国からコレクターが訪れてくれるようにしたい」と話した。

 同市の公共下水道事業の全体計画は面積1147ヘクタール、処理人口2万5078人で、現在の水洗化率(接続率)は88%となっている。

 【写説】熱海市が近く配布を開始するマンホールカード(右が表面で左が裏面)