11月から試行する「心・満たし旅」の体験企画のPRポスター

 ■ 静岡DCへ来月から「心・満たし旅」試行

 熱海市の伊豆山地区観光関連3団体は11月1日から、地域の寺社と連携して「心・満たし旅」と銘打った新たな体験企画を試行する。伊豆山神社での「猪目(いのめ)探し編」と、般若院の協力を得た「写経編」で、参加者の反応を踏まえて内容を磨き、来年4~6月の大型観光宣伝「静岡デスティネーションキャンペーン(DC)」での本格実施を目指す。

 地域の魅力発信事業の一環で、地区内各団体の協力の下で展開する。4月以降は寺社や走り湯を巡る「開運 スタンプラリー編」を加えた“3本柱”で、「心を癒やす温泉場」として伊豆山を発信する。

 試行する企画のうち「猪目探し編」は日本古来の文様の一つ、ハート形の猪目を伊豆山神社の境内で見つけ、専用チラシに解答を記入し応募した人に、抽選で宿泊招待券を進呈する。イノシシの目に由来する猪目は魔よけの意味があるとされ、同神社でも社殿の飾り金具や灯籠の意匠などに用いられている。

 「写経編」は、伊豆山温泉旅館組合の加盟施設の宿泊者が対象で、宿泊先で自由に写経をし、心を癒やしてもらう。希望者に経のなぞり書きができる用紙を提供。書き上げた用紙は各施設が般若院に納め、同寺から参加者に特製御朱印カードを送る。猪目探しと同様、宿泊招待券などが当たる抽選会を組み合わせる。

 試行に向けて3団体でチラシとポスターを作製、地区内各施設に配布・掲出しPRを始めた。伊豆山温泉観光協会は「静岡DCに向けて地域の魅力を発信し、伊豆山地区の活性化につなげていきたい」と話す。

 問い合わせは同協会〈電0557(81)2631〉へ。

 【写説】11月から試行する「心・満たし旅」の体験企画のPRポスター