終活に必要な三つのSについて説明する木幡さん=市いきいきプラザ

 ■木幡さん「3S」紹介 ノートの書き方も

 熱海市主催の終活講演会「終活を始めよう」と、エンディングノート「熱海だいだいノート」の書き方説明会が28日、市いきいきプラザでスタートした。初日は60~80代の市民約100人が参加し、沼津市の終活カウンセラー木幡美麗さんから人生をしめくくる「S・S・S(スリーエス)」について学んだ。

 同市が作製、配布する熱海だいだいノートの利用促進を願って企画した。講演会では木幡さんが「『最高の人生だった』と言うためのS・S・Sとは?」の演題で「葬儀」「相続」「存在記録」の三つのSについて、葬儀の形態と費用、相続問題を回避する遺言の有効性などを紹介した。

 仲の良かった3人のきょうだいが遺産をめぐって“争族”となった事例など、木幡さんは実際にあったエピソードを交えて終活を奨励。その一つとなる遺言については「公正証書遺言は水戸黄門の印籠のようなもの。愛する家族へのラブレターにもなる」と語った。

 参加者は快活でユーモアたっぷりの講演に楽しく聴き入った。和田町から参加した山本洋さん(78)は「これを機会にエンディングノートを書き、終活を始めたい」と話した。

 講演会と説明会は11月27日に南熱海マリンホール、同30日に泉公民館、12月5日に伊豆山仲道公民館でも開かれる。

 【写説】終活に必要な三つのSについて説明する木幡さん=熱海市いきいきプラザ