華麗な韓国伝統芸能の「扇の舞」を披露するアリラン会の女性演者=梅園町の熱海梅園

 ■韓国伝統芸能、花添える

 「日本でいちばん最後の紅葉」をキャッチコピーにした「熱海梅園もみじまつり」(熱海市観光協会主催)が17日、同梅園で開幕した。紅葉はまだ一部の木々にとどまっているが、初日から大勢の観光客が訪れ、園内の散策を楽しんだ。韓国庭園では「韓国伝統楽器のしらべ」も行われ、祭典の開幕に花を添えた。12月9日まで。

 園内にはカエデ類約380本が植栽されている。関係者によると、見頃は今月下旬以降。来月上旬には真っ赤に色づいたモミジが園内を美しく彩るという。

 同市日韓親善協会が主催した韓国伝統楽器のしらべでは、国内で韓国舞踊の公演活動を行うアリアン会、4種の伝統打楽器を用いた現代音楽を演奏するサムルノリ・グループなどが韓国の民俗音楽や舞踊、民話を披露した。チマチョゴリなどの民族衣装をまとった演者の華やかな踊りに観光客は目を見張り、軽快な音楽に顔をほころばせた。昔話の語りを行った金基英さん(船橋市)は「韓国でも名の知れた熱海で公演ができてうれしい」と声を弾ませた。

 同まつり期間中は園内に足湯が開設され、午後4時半~9時にはライトアップが行われている。問い合わせは同協会〈電0557(85)2222〉へ。

 【写説】華麗な韓国伝統芸能の「扇の舞」を披露するアリラン会の女性演者=熱海市梅園町の熱海梅園