公開プレゼンテーションで事業計画を説明する短期コースの参加チーム=銀座町のなえどこ

 ■船を作って、乗って楽しむ体験/熱海恋愛デザイン事務所など 実現へ助言、支援、協力求める

 熱海市は17日、本年度の創業支援プログラム「99℃スタートアップ・プログラム・フォー・アタミ2030」の公開プレゼンテーションを銀座町のシェアオフィス「なえどこ」で開いた。短期、長期の各コースに参加の計10組がこれまでにまとめた事業計画を発表し、実現に向けて助言や支援・協力を求めた。

 “熱海を変える事業”を生み出そうと2016年度から実施していて、本年度は「熱海をつかって仕事をつくる」をテーマに10月に開講した。幅広いチャレンジを促すため、短期コースや参加費の“学割”を導入した。

 移住者をはじめ、近隣や首都圏在住・在勤・在学者ら10組が参加。2度の合宿プログラムでメンター(指導・助言者)の支援を受けながら地域課題などを踏まえて事業計画を練った。

 短期コースの参加チームは「船を作って、乗って楽しむ体験」「熱海恋愛デザイン事務所」などと題した事業計画を発表した。地域密着型のゲストハウス構想をアピールする大学生2人組もいた。

 長期コースは「植物による空間装飾」「空き地・空き家・店舗・軒下と一日店長のマッチングサービス」などがテーマ。メンターを務めた清水義次さんは「楽しく結果を出しながら考えて前を進んでほしい。たくさん仲間をつくってほしい。多種多様な人が集まることが最大の価値」と参加各組を激励した。

 長期コースの各組は引き続き事業性の確認、採算性の徹底追求といったカリキュラムを通して計画を磨き、来年2月に再度発表する。

 同プログラムは16、17年度に計16組が受講。このうち7組が事業を実現させている。

 【写説】公開プレゼンテーションで事業計画を説明する短期コースの参加チーム=熱海市銀座町のなえどこ