ムア・スクエアからの眺望について説明を受けるスカウトたち=桃山町のMOA美術館

 ■シンガポール団員らと交流 

 ボーイスカウト熱海第11団(大山正晃団委員長)は9日、シンガポールと静岡市のスカウトを熱海市に迎え、交流事業を実施した。各地から68人が参加してMOA美術館や伊豆山神社、走り湯などを見学し、日本の文化や信仰について理解を深めた。

 熱海第11団は数年前から相互訪問を重ねるなど、シンガポール連盟との交流を進めている。今回は高校生のスカウト6人と指導者1人を迎えた。県連の中で同様に交流する静岡第22団と同27団のスカウトらも参加した。

 MOA美術館ではスタッフの案内で能楽堂、光琳屋敷などを見て回り、開催中の特別展・人間国宝展も鑑賞した。ムア・スクエアでは相模湾を望む絶景に目を見張った。熱海第11団の桑田幸明さん(熱海中3年)は「来年、米国でのジャンボリーに参加する。シンガポールの団員も来るかもしれないので仲良くなりたい。自分から話し掛けたい」と語り、交流を図った。

 伊豆山神社では禰宜(ねぎ)の大鳥居素さんから同神社の歴史などを聞き、全員で安全祈願を行った。

 シンガポールのスカウトたちは「光琳屋敷を見学し、昔の日本人は背が低かったのかと思った」「神道の参拝を体験できた。日本は自然を敬い大切にしていることが分かった」などと感想を語った。

 【写説】ムア・スクエアからの眺望について説明を受けるスカウトたち=熱海市桃山町のMOA美術館