熱海高1年生がまとめた掲示物を見る来館者=市立図書館

 ■「熱海駅」や「今昔物語」

 熱海高の1年生が地域課題探求活動「熱高ラボ」のまとめとして作った“ポスター”の展示が23日、熱海市立図書館で始まった。校内で選ばれた5点が張り出され、利用者の目を引いている。3月8日まで。

 展示作は「New!熱海駅」「熱海温泉の今昔物語」「温泉と山の関連性」「なぜ熱海市は雷が落ちにくいのか」などと題し、テーマ設定の理由やフィールドワークで見聞きしたこと、考察、感想がそれぞれ、模造紙に記されている。

 「なぜ福祉施設の介護する人は少なくなっているのだろうか」と題し、介護施設の現状や解決策をまとめたポスターも並んだ。介護施設で働く50代の女性は「高校生が介護に関心を持ってくれていることが分かった」と話し、“作品”に見入った。

 作成したグループの一人、三枝葵さん(熱海中出)は「介護施設の種類と件数をグラフにするなど工夫した。介護の道に進む人が増えたらいい」と思いを語った。

 熱高ラボは総合的な学習のプログラムで、地域を担う人材育成が狙い。本年度の1年生は観光、福祉、自然、歴史、防災からテーマを選び、グループごとに現地調査や関係者のインタビューなどに取り組んだ。

 【写説】熱海高1年生がまとめた掲示物を見る来館者=熱海市立図書館