互いに「ターニケット」を巻く参加者たち=市いきいきプラザ

 ■救急救命士が指導 

 熱海市消防本部は26日、2020年東京五輪・パラリンピックのテロ対策として消防署員を対象に大量出血したけが人の止血帯「ターニケット」の使用法講習を市いきいきプラザで開いた。署員25人がターニケットの基礎を学び、使い方を実践で身に付けた。

 救急救命士の斎藤亮さんらが講師を務め、戦場で使われていた経緯や三角巾をはじめとする各種止血法などを説明した。実習は3班に分かれ、各班の救急救命士の指導でお互いの腕、足に巻いた。参加者たちは始めは慣れない手つきだったが、数回行い、バンドや固定具の強さを体験した。

 救命救急士たちはバンドの位置を「傷から5~7センチくらい上にする」などと指導した。参加した大曽根彰さんは「簡単にできた。けが人を助ける目的を達成できるよう、ためらわず使いたい」と話した。

 27日にも開く。講習後、各消防車に一つずつ積み、来年度は数を増やす予定。県東部地区で導入している消防署は珍しく、交通事故や機械などの事故も活用できるという。

 【写説】互いに「ターニケット」を巻く参加者たち=熱海市いきいきプラザ