親子でワカメの詰め放題を楽しむ観光客=長浜海浜公園

 ■生育不良も5トン準備 

 「第34回伊豆多賀温泉わかめまつり」(多賀観光協会主催)が23日、熱海市の長浜海浜公園で始まった。生育不良で予定より1月遅れの開催となったが、初日から多くの観光客や市民が詰めかけ、水揚げされたばかりの生ワカメの詰め放題、試食などを楽しんだ。24日まで。

 多賀湾で養殖されるワカメの収穫期に合わせて毎年2月に行っている。今季は高い海水温の影響で生育が遅れ、一度は中止を決めたが、必要量の確保にめどをつけ、2日間で5・1トンの生ワカメを準備して開催した。

 初日は午前中から大勢の家族連れやカップル、グループ客が訪れ、生ワカメの販売コーナーは幾重にも人垣ができる盛況ぶりとなった。千円で10号(18×27センチ)のビニール袋に詰め放題できる人気のコーナーでは、女性客や子どもらが生ワカメをパンパンに詰め込み、うれしそうに持ち帰った。

 生ワカメのみそ汁、サラダの無料サービスにも長蛇の列ができた。家族3人で訪れた富士宮市の会社員早川直輝さん(42)はみそ汁をすすりながら「シャキシャキしておいしい。きょうはこのあと家族で詰め放題をやり、メカブを買い、イカメンチを食べて帰る」と話した。

 24日は午前10時~午後3時。問い合わせは多賀観光協会〈電0557(67)2255〉へ。

 【写説】親子でワカメの詰め放題を楽しむ観光客=熱海市の長浜海浜公園