「しげちゃん」を手にする飯塚さん

 私のおすすめの絵本は「しげちゃん」(金の星社)です。室井滋さんが、自分の名前について書いた絵本です。

 室井さんは子どもの頃、『しげる』という男みたいな名前のせいで、嫌な思いをしたり、かわいい名前に変えてと頼んでみたりしました。でも、名前は一生変えられないと言われてベソをかいてしまいました。その時、お母さんがやさしく抱っこして、二つの理由を教えてくれました。室井さんのように、名前で嫌な思いをしたことがある人もいるかもしれません。そんな時に考えてみてください。自分の名前を一生懸命考えて名づけてくれた人の気持ちを…。

 伊豆市立修善寺図書館司書 飯塚悦子

 【写説】「しげちゃん」を手にする飯塚さん