手洗いや洗浄・消毒、加熱で撃退 ノロウイルスに注意

 夏の猛暑も終わり、空気が乾燥する季節となりました。県はノロウイルス食中毒が多発する11~1月を「ノロウイルス食中毒防止重点期間」とし、啓発活動を行っています。

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 今年は「刻みのり」を原因とする大規模な食中毒事件が話題となり、乾物でも原因になるの? と驚かれた方も多かったのではないでしょうか。また、近年は夏季に発生する事例もあり、年間通して注意が必要です。

 ノロウイルスは感染した人の腸で増え、便に大量に排出されます。目に見えないため、トイレから人が手で触れる場所や靴を介して広がります。汚れた手から、10~100個程度の少ないウイルスが食品についてしまっただけでも食中毒の原因となります。乾燥や凍結に強く室温で20日ぐらいは生きているといわれ、特に冬に発生しやすい食中毒の代表となっています。

 ノロウイルスは食品中では増えないため、しっかり手洗いして調理場に「持ち込まない」、食品に「つけない」ことが最も重要です。また、調理器具等の洗浄・消毒により「広げない」、食品を85~90度で90秒しっかり加熱し「やっつける」の四つが、感染防止のポイントとなります。

 ご家庭でもトイレ後、帰宅後、調理前、食事前に皆さんでしっかり手洗いをするように声を掛け合い、家族みんなで食中毒を予防しましょう!【県熱海健康福祉センター衛生薬務課・有田世乃 0557(82)9116】