野山、草むらなどに入るときはマダニにかまれないよう服装に注意しよう

 4月下旬のダニ媒介性疾患の話を覚えていらっしゃいますか? 日本紅斑熱は、病原体を保有するマダニにかまれることで感染します。重症化すると死に至ることもあり、昨年度、県内では2人の方が亡くなっています。

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 春から秋にかけてはマダニの活動が活発な時期です。特に、夏は半袖・半ズボン、サンダルといった肌の露出が多い服装になり、野外活動の機会が増えることで、マダニにかまれる危険が増します。ダニ媒介性疾患を防ぐには、「マダニにかまれない」ことが最も重要です。

 レジャーや農作業で野山や畑、草むら等に入る際は長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴、帽子、手袋等を着用して肌の露出を少なくし、虫除け剤も使用しましょう。野外活動中は、草地等に直接座らないようにします。

 マダニにかまれても気付かないことも多いため、野外活動後はマダニにかまれていないか衣服や体を確認しましょう。もし、マダニが皮膚に着いていたら医療機関(皮膚科等)を受診しましょう。自分でダニを無理やり引き抜くと、ダニの一部が皮膚に残り、化膿する等の恐れがあります。

 野外活動後2週間ぐらいは体調に注意し、発熱、発疹等の症状が出たら、早めに医療機関を受診し、野外活動(いつ、どこで)をしたことを医師に伝えて診察を受けてください。

 これらのことに注意し、マダニが媒介する感染症から身を守るよう心掛けてください。

【県東部健康福祉センター地域医療課・森下かおり 電055(920)2109】

 【写説】野山、草むらなどに入るときはマダニにかまれないよう服装に注意しよう